‘NHK・BS2・アナザーストーリーズ選〜ザ・ドリフターズの秘密〜バンドマンが笑いを生んだ’を、当然見ました。それから‘逆説の日本史26巻・明治激闘編〜日露戦争と日比谷焼打の謎’(‘井沢元彦’様)を、読了しました。とてもおもしろかったです。お薦めです。ただこれもサブタイトルがちょっと激しいというか私(わたし)的には、‘日露戦争と新聞報道の謎’とか‘日露戦争と森鴎外の謎’とかに、したい感じでしょうか。それから、民放の‘みんなが選んだルパン三世〜TVシリーズセレクション’を見ました。とてもよい企画で嬉しかったですが、コマーシャルがじゃまでじゃまで…。‘宮崎駿’様作品である‘死の翼アルバトロス(1980)’と‘さらば愛しきルパンよ(1980)’は当然入っていて、長い年月に於いて何回目か数え切れないですがまた再見しました。それでファン投票ベスト4に選ばれた残りの二作品の方ですが、これがまた私は世間とまったく噛み合わない人生を送っておりますのでこれがまた、以前書いた選曲問題(ベスト盤やテレビ出演時の選曲)の様によく分かりません。ひとつは最初のTVシリーズ(1971)の記念すべき第一話という、思い入れなのでしょうか。もうひとつの方もよく分かりません。まぁとにかく‘ルパン三世’は、‘宮崎駿’様が関わった作品のみ私は大好きであると、また断らせていただきます(例外数話)。私があと二つを選ぶとしたらどれを入れるかは教えませんが、とにかく時間が足りないのでここで平和的に今月の日記はおしま〜いにしようと思っていた所へ、何と‘NHK・歴史探偵〜写楽・大江戸ミステリー’ですよ…。番組ホームページの紹介文をコピペしますと、‘浮世絵師・東洲斎写楽。衝撃デビューをプロデュースした仕掛け人とは?ギリシャで大発見!写楽の正体が明らかに?スタジオに本物も登場!最新科学で迫る大江戸ミステリー。’となっておるのですが何か変。2008年の発見?全然新しくもないし…。正体は結局お決まりの‘斎藤十郎兵衛’?。あの大名作‘NHKスペシャル〜謎の絵師・写楽(1984)’とその続編、‘NHK・歴史発見〜写楽を捜せ〜第一回・絵に刻まれた暗号(1992)’をないがしろにする様な薄(うす)い内容…。この大名作ふたつに関してここに書いたのはいつだったのか自分でも分からず、探す気にもなりませんが、また書くのも面倒ですしこのふたつを再放送すべきで、必見としか思えません。まさかもはや自局の過去の名作すら見た事がない職員であふれているのではなかろうかと、危惧してしまいました。嫌(いや)みですが…。何に付け進歩はするけど退化も有り得る。すべて今が最高というわけにはいきません(と思います)。同じく‘歴史探偵〜龍馬と綱吉の真実’は、‘今回調査するのは坂本龍馬と犬将軍とも呼ばれた徳川綱吉。実は2人の見方が昔と大きく変わってきている。’となっておりますけれども、これまたちょっと内容が薄いような気がしてしまいましたし、そもそも‘綱吉名君説’など‘逆説の日本史’(‘井沢元彦’様)に相当昔に展開されていて、同書は沢山の人に読まれているわけで、何を今さらそもそも誰が言い出したのかそのあたりもはっきりさせていただきたいと、秋の夜長に考えてしまいました。私はこういう性格なので、どうしても嫌(いや)みな書き方になってしまいます…。
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